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お中元いつまでに送るの?地域別マナーと5つのポイントを徹底解説

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日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて贈るお中元。

しかし、「いつまでに贈るのが正しいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、お中元の贈る時期は地域によって異なっているのです。

この記事では、地域別のお中元の時期について詳しく解説します。

目次

なぜ地域によって時期が異なるのか?

お中元の時期が地域によって異なるのは、主に以下の2つの理由が考えられます。

①お盆の時期

お盆の時期は地域によって異なり、お盆と深く結びついている
お中元の時期もそれに合わせて変化しました。

②暦の違い

明治の改暦の際に、旧暦を基準とする地域と新暦を基準とする地域に分かれたため、
お中元の時期にも違いが生じました。

地域別のお中元の時期

地域一般的な贈る時期
関東7月1日~7月15日
関西7月中旬~8月中旬
北海道7月15日~8月15日
東北7月1日~7月15日
北陸地域によって異なる(例:金沢市は7月1日~15日、能登地方は7月15日~8月15日)
中国・四国7月15日~8月15日
九州8月1日~8月15日
沖縄7月15日(旧盆より前に届くように手配する)

関東と関西: 関東は新暦を基準とし、関西は旧暦を基準としていたため、
       お中元の時期に約1ヶ月の差があります。

北陸: 北陸地方は地域によって差が大きく、贈る相手がいる地域の習慣を事前に確認することが大切です。

沖縄: 沖縄は旧盆の時期が地域によって異なるため、お中元の時期もそれに合わせて変化します。

お中元の時期は、地域によって異なり、贈る相手への配慮が大切です。

お中元、遅れてしまったらどうすればいいの?

お中元の時期を過ぎてしまった場合、どのような対応をすれば良いか悩みますよね。

お中元の時期を過ぎてしまったからといって、必ずしも相手に失礼にあたるとは限りません。
大切なのは、相手への感謝の気持ちです。

お中元を遅れてしまったらどうすればいいのでしょうか?

「暑中見舞い」または「残暑見舞い」として贈る

暑中見舞い

立秋(例年8月7日頃)までは、「暑中見舞い」として贈ることができます。

残暑見舞い

立秋以降は、「残暑見舞い」として贈ることができます。

のし紙の表書き

一般的な場合: 暑中御見舞、残暑御見舞

目上の方へ: 暑中御伺、残暑御伺


夏らしい商品を選んでいた場合、季節外れになってしまう可能性があります。
贈る時期に合わせて、季節感のない品物を選ぶようにしましょう。

また遅れてしまったことへの謝罪と、日頃の感謝の気持ちを伝えるメッセージカードを添えることで
より丁寧な印象になります。

お中元を贈る前に知っておきたいこと


お中元は、日ごろお世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

しかし、「どんなものを贈ればいいの?」「マナーは?」など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

お中元を贈る際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。

贈る相手に寄って予算が変わる

お中元の予算は、贈る相手との関係性や、日ごろの付き合い方によって大きく変わってきます。
一般的には、以下の範囲が目安とされています。

3,000円~5,000円: 親戚、友人、同僚など、比較的親しい間柄の方へ

5,000円~10,000円: 上司、取引先など、目上の方やお世話になっている方へ


しかし、これはあくまで一般的な相場であり、必ずしもこの金額にこだわる必要はありません。

包装と熨斗(のし)を正しくつける

お中元の包装と熨斗(のし)は、贈る相手への敬意を表す上でとても大切です。
正しいマナーで贈るために、包装と熨斗の付け方を詳しく解説します。

包装について

お中元の包装は、贈る品物や相手との関係性によって選びましょう。

  • 包装紙: 一般的には、夏の季語が描かれた涼しげなデザインの包装紙が選ばれます。
  • リボン: 結び方や色にも意味があります。お中元では、紅白の蝶結びが一般的です。
  • 包装の仕方: 贈る品物の形や大きさによって、包装の仕方も変わります。
          専門店で包装を依頼することも可能です。

熨斗(のし)について

熨斗は、贈り物の表書きであり、贈る側の気持ちを伝える大切なものです。

種類

  • 外熨斗: 包装紙の上から熨斗を付ける方法。贈り物が目立つため、贈答品を持参する場合などによく使われます。
  • 内熨斗: 品物に直接熨斗を付けてから包装する方法。熨斗が見えにくいので、控えめな印象を与えます。

表書き

通常、「御中元」と書き、贈り主の名前をフルネームで書きます。
会社名で贈る場合は、会社名と担当者の名前を記載します。

水引

お中元では、紅白の蝶結びが一般的です。何度繰り返してもよいお祝いの場合に用いられます。

掛け方

品物の真ん中に水引の結び目がくるように掛けます。短冊のしは、右上に貼ります。

お中元の包装と熨斗は、贈る相手への気持ちを伝える大切な要素です。
正しいマナーを守り、心を込めて贈り物をしましょう。

お中元をもらったときは?

お中元をいただいたとき、どのように対応すれば良いか迷われる方も多いかと思います。
お中元は、日頃お世話になっている方からいただく贈り物ですので、丁寧な対応を心がけましょう。

お礼状を送る

お礼状は、いただいた品物への感謝の気持ちを伝えるとともに、いただいた方への敬意を示す大切なマナーです。
遅くとも1週間以内にはお礼状を送りましょう。
手書きのお礼状が一般的ですが、メールで送る場合も、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

お返しをする

お返しは必ずしも必要ではありませんが、目上の方やお世話になっている方からいただいた場合は、
お返しをするのが一般的です。
お返しをする場合は、いただいた品物の半額から同額程度の品物を選ぶのがマナーです。
お返しは、お中元をいただいた後、遅くとも1ヶ月以内には贈りましょう。

電話でお礼を伝える

お礼状を送る前に、電話でお礼を伝えるのも良いでしょう。
短い言葉で感謝の気持ちを伝えれば十分です。


お中元をいただいた際は、感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な対応を心がけたいです。

お返しをするかどうか、どのような品物を贈るかは、贈り主との関係性や、
いただいた品物の金額などを考慮して決めましょう。

お中元におすすめの品物

日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて、何か贈りたいけれど、
何を選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

お中元におすすめの品物と喜ばれる贈り物を選ぶためのコツをご紹介します。

ぜひ、今年の贈り物選びの参考にしてみてください。

定番人気のグルメ


うなぎ: 夏バテ防止にもなるうなぎは、老若男女問わず喜ばれる定番です。

ハム・ソーセージ: 普段の食事を少し贅沢にしてくれるハムやソーセージの詰め合わせも人気です。

そうめん: 夏らしい涼しげなそうめんは、贈り物としてもらうと嬉しいです。

アイス: 暑い夏にぴったりのアイスは、家族みんなで楽しめます。

ゼリー: 様々なフレーバーのゼリーは、見た目も涼やかで贈り物に最適です。

フルーツギフト:複数の種類のフルーツを詰め合わせたギフトもおすすめです。

スイーツ


和菓子: 老舗の和菓子店のお菓子は、上品な贈り物になります。

洋菓子: 個包装のクッキーや焼き菓子は、お茶菓子としても喜ばれます。

お酒

日本酒: 日本酒は、日本酒好きの方への贈り物に最適です。



ビール: 夏にぴったりのビールも、贈り物として喜ばれます。

カタログギフト


グルメカタログ: 食に関するカタログギフトは、相手の好みを選んでもらえるのでおすすめです。



体験型カタログ: 旅行や体験が選べるカタログギフトも人気です。

喜ばれる贈り物を選ぶためのコツ

お中元選び、悩まれますよね。せっかく贈るなら、喜んでほしいものです。
相手の方に喜ばれる贈り物を選ぶためのコツをいくつかご紹介します。

  1. 相手の好みを考慮する: 相手の好きなもの、普段使っているものを考えて選びましょう。
  2. 予算に合わせて選ぶ: 予算に合わせて、様々な価格帯の贈り物があります。
  3. 季節感を取り入れる: 夏らしい涼しげな贈り物を選ぶと、より喜ばれます。
  4. メッセージを添える: 手書きのメッセージを添えると、気持ちが伝わりやすくなります。

まとめ

お中元は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

この記事を参考に、今年の贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。

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